2004年9月11日〜19日北海道、道東を中心に周りました。
9月11日土曜日
今回もバイクではなく車での家族旅行記になってしまいました。
今年はちょっと長めの旅行とキャンプもやってみましたがちょっと寒かったかな?
9月11日昼前に自宅を出発し泉佐野から大阪湾岸高速に乗り環状線経由で川西市へ、
舞鶴までの高速代を節約する為に川西からは一般国道を北へ向かいました、途中で去年
亡くなった奥さんのお父さんのお墓参りをしたり草山温泉に入ったりしながら時間をつぶした
のですが、先日の台風18号の影響で舞鶴発0時30分の船が3〜4時間も遅れているとのこと、
夜なので行く所もなく港へ着いたのは21時前だったと思いますがもちろん乗るべく船はまだ
入港もしていませんでした。
ターミナルや車中で時間を潰していると0時前にやっと船が入港して乗船したのが本当ならとっくに
出港している3時前で出港したのは4時前位だったと思います。
9月12日日曜日
今回は家族3人なので超豪華に一等船室での船旅です、いつもは二等寝台だったので部屋に洗面台と
テレビがあり大感激でした。(部屋は3畳ですが)
その日は海の上なのでほとんど部屋でテレビを見たり寝たりして時間が過ぎましたが今年7月から新日本海
フェリーの舞鶴ー小樽航路にも高速船が導入され20時間ほどで小樽に着いてしまいます、ぼくとしては
前のように早朝に小樽に着く方がいいのですが・・・。
遅れをほとんど取り戻すことなく23時に小樽港へ入港。下船後そのまま市内のホテルへチェックイン!
9月13日月曜日
前日の天気予報は昼から雨でしたが、朝起きるとすでに雨が降っていて雨のスタートとなってしまいました。
今回もいつもどうりに日本海沿いを北上し宗谷岬を目指しました、べつに最北端をめだすのではなく
ぼくの場合はラーメン屋を目指すのです。
正直言ってこのラーメン屋が宗谷岬になかったら毎回道東へ行くのに遠回りしなくて済むのにと思います。
ちなみにこのラーメン屋の名前は”間宮堂”でぼくは和歌山に住んでいますがここのラーメンが日本一だと
思っています。
宗谷岬にいる間だけ雨も上がっていましたがオホーツク沿いを南下し始めるとまた雨が降りだし激しく
なるばかりでしたが今日の宿を急きょ浜頓別にとっていたので宗谷岬からだとすぐに着いてしまいました。
9月14日火曜日
今日もまた雨で昨日にもまして激しく降っている中を出発、オホーツク沿いの道を雨の中を走るのは味気ない
ものでした。
サロマ湖を過ぎるころから雨も降ったりやんだりになりましたがほとんど観光もしないまま網走市内を過ぎた
ところを右折し小清水峠に向かうことに、途中の藻琴山温泉に入り出てくるとまた雨で時間に余裕もあったので
少し走ったところで美幌峠の標識につられて右折、もっとも景色は期待していなかったものの美幌峠は真っ白
の霧の中でした。
ほぼ予定?通りの時間に今日の宿(道東での定宿)である”ましゅまろ”に到着!
いつもなら夕食後に屈斜路湖畔にあるコタンの露天風呂に行くのですが雨がやまないのでパスとなりました。
9月15日水曜日
今日は昨日までとは違い一面の青空のもと宿を出発、今日も”ましゅまろ”に連泊です。
弟子屈から根釧原野の北端を走り中標津、標津を通って知床半島へ、晴天のおかげで国後島が綺麗に
見えました。
羅臼の町を抜け今日のハイライト、知床峠へ真っ青な空にラウス岳がくっきりと見え、眼下には国後島と
最高のロケーションに恵まれました。
峠をウトロ側へ下り知床五胡へ立ち寄りましたがここでも素晴らしい景色でしたが贅沢を言うと少し風が
吹いていたので湖面に知床連山が鏡に写るような状況にはなりませんでした。
今回はチビスケもいることなので2湖まで周って駐車場に戻りウトロの町でこれもまたいつもの”一休”で
昼食をとり横を流れる川で遡上してきた鮭か鱒かはわかりませんが魚をみてチビは大喜びでした。
ウトロで少し寄り道をしているとこれまでも山の中や牧草地には何度か鹿がいたのを見ましたがここでは
民家の裏に親子鹿がいてビデオで撮影していると近所の子供が鹿ではなく僕たちを不思議そうに見ていた
のには苦笑いしてしまいました。
知床半島をあとにし斜里から野上峠を越えて川湯温泉でお湯につかり出てくると丁度日没の時間が近くなって
きたので摩周湖の第三展望台へ急いで上ると今日の締めにふさわしい綺麗な夕日を見ることができました。
天気がいいこともあり夕食後に昨日行けなかったコタンの露天風呂へ行くと空一面に星が輝き天の川まで
見えてまるで星が降ってきそうな感じで星とはこんなに沢山あるものなのかと思わせるほどでした。
9月16日木曜日
今日もいいお天気なので宿の前で記念撮影後摩周湖の第一展望台へ行くことに、最近は裏摩周へ行くことが
多く第一展望台へ行くのは久しぶりになります、やはりここは観光バスが多くて記念写真を撮るにも順番待ち
でもう大変! 売店横でリスにえさをあげてチビもご機嫌で今度は硫黄山へ行くことになりました、
別に行かなくてもいいけど第一展望台と硫黄山の駐車場料金が共通になっているので貧乏根性で行って
しまうのです。
硫黄山はそこそこにして昨日に続き川湯温泉へ、今日は公衆浴場で安上がりで建物も古いけど
お湯はなかなかいいですよ!
川湯温泉から屈斜路湖畔を砂湯によってから弟子屈を通り多和平へ、ここはどこかの○○台と違い
ほんとうの360度の大パノラマを満喫できます。人も少なくてほんとにいいところです。
ここから先は今回唯一、カーナビに頼って走ることにしたのですが自分の位置がよくわからないのと
目的地のキャンプ場が正確に入ってなかったので結局は人間ナビで目的地まで辿りつきました。
きょうの宿泊地は釧路市に近い山花キャンプ場で近くの山花温泉に入って寝るだけでしたが広いキャンプ場
には他に一組入っているそうだけど近くにはだれもいなくて寂しい夜でした。
9月17日金曜日
さすがに朝は冷え込みましたが日が昇るにつれ暖かくなり取り合えず出発!阿寒湖まで行きインターネットで
今日泊まるキャンプ場の候補をいくつか探して阿寒湖観光は一切なしでオンネトーへ、ここでも恒例になっている
景福の露天風呂に入りました、お湯は温めですが気持ちのいいお風呂です。
お風呂から上がりオンネトーへ行きましたが風は吹いているし水はなんだか汚れているしで早々に退散して
ここから国道へ戻らずにダート道をラワン方面に向かいます、バイクで来た時も同じでダートを5〜6キロ位
でしょうか走るときれいな舗装路になりおまわりさんの心配もなく国道まで走れます。
足寄駅前の確か大阪屋でお勧めの焼肉定食を食べてR241を通り士幌ー鹿追ー新得を抜け狩勝峠を越えて
から道々をトマム方面へ左折し占冠へ、時間はまだ早いので日高ー夕張を通り長沼町のマオイキャンプ場へ
5時過ぎに到着、暗くなる前にテントを張って近くの長沼温泉へ入り夕食も済ませテントへ戻りましたがやはり
テントの数は少なく昨日程ではないけど寂しい夜でした。
9月18日土曜日
いよいよ今回の北海道旅行も道内最終日となってしまいました。
きょうの天気は夜から雨の予報で朝から曇り空ではっきりしません。
きょうも温泉に入ることが目的なのですが取り合えず支笏湖を見学に行きますがギャラリーの写真のように
雨模様で人はいないしでそそくさと退散、R276を西進し、喜茂別、倶知安を通って五色温泉へ行ったのですが
ここでもナビどうり走って遠回りしてしまいました、ここ五色温泉もお気に入りの温泉で白いお湯がなんとも温泉
らしいです。
ここからパノラマラインを通り岩内へ抜けるのですがこのルートで最終日にしてやっと北キツネを発見しました、このあと少し走ったところでもおねだりキツネを見つけ餌をあげるふりだけして通過するとバックミラーにはどことなく
寂しげなキツネ君がうつていました。
岩内から積丹半島を周って神威岬へ行こうと思っていましたが、ここでも先日の台風の被害で国道に架かる橋が
高波で壊れてしまったそうで当分積丹半島を一周することはできないそうです。
しかたなく半島の真ん中を横断している道々を通り古平町へ抜けそこから神威岬まで行ってまた同じ道を
余市へと向かいましたが時間的に中途半端な時間になってしまったのでそのまま小樽まで行き運河を見学し
上寿司を食べてまた温泉に入り港には9時ころに到着しましたが丁度このころから雨が降り出し
北海道の最後も雨で終わりました。
帰りの船は出港が30分遅れでした。
9月19日日曜日
朝からほとんどを部屋で過ごしましたが小樽行きの船とすれ違う時は向こうの船に飛び移りたくなるのは
ぼくだけでしょうか?
日も暮れ定刻より早い8時に舞鶴港へ入港。
帰路は舞鶴西ICから和歌山ICまで高速を使い日付けが変わる前に無事我が家へ戻ることができました。
来年はバイクで行けるかなあー!